鳥政本店
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北大路魯山人のエピソード

鳥政本店は元治元年(1864年)東寺北門前にて創業。

大正天皇・昭和天皇の御大典(即位式)には宮内省御用達として京都御所へ。

東京の精養軒や奈良ホテルなど、宮内省関係のホテルやレストランにも納入していたとのこと。

北大路魯山人も「京都の鳥政の肉はいい」と絶賛したとか!?

昭和10年、京都中央卸売市場で卸売業を開始。







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 (北大路魯山人著・平野雅章編『魯山人の美食手帖』角川春樹書店p.20より、初出「星岡」昭和8年(1933年))




*にわとりの美味は東京では食えぬ。ただし、洋食に出るにわとりは雛鳥ひなどりだから、ももの肉だけは相当食える。
*京、大阪がいい。わけても京都の鳥政の肉はいい
*東京で皮の付かないにわとりを食って喜んでいるひとは、にわとりの味を知らぬひとといっていい。
*にわとりは皮ごとやわらかく食えるものにかぎる。
*にわとりは卵を生むまでの肉がいい。
*この頃食ってうまいものに合鴨あいがも、あひるがある。合鴨の青首はあひると同じ格好で区別がつかぬ。しかし煮てみると前歯で皮がプツプツと切れるのが合鴨、切れないでいつまでもしねしねしているのはあひる。
水鶏くいなは冬より夏の方がうまい。鴨も夏池に残っているものはうまいだろう。
*あひるは昔は夏食べるものときまっていたものだった。
 [北大路魯山人「料理メモ」青空文庫]より  




[昭和5年頃の鳥政本店の写真]




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